「おみそ汁」 クリニックのお昼ごはんに 提供中

新美歯科では、今年(2023年)の1月より週3回お味噌汁を調理しスタッフみんなで食べています。

出汁からしっかりとり、野菜は季節のもの、とっても美味しいです。

4、5年前から炊飯器を買い、ご飯を炊き提供することは行なっておりましたが、ついにみそ汁も提供しする事となりました。

なぜ、「ご飯とみそ汁を提供するのか?」と思われる方もおられるかもしれません。

お砂糖講座では、お砂糖(もう一つは油脂)の摂取量を減らし、健康的な食生活を送るには、ご飯(米)を中心とした食事を摂ることを推奨しています。

コンビニ食ではどうしても砂糖と油脂の摂取量が多くなりがちですが、「ご飯(米)を主食とすることで、自然に食事のバランスが整います。

砂糖(さらに油脂)の摂取量を減らすためには,このようなお米主食が大事なポイントです。

おかずはスタッフ各自用意してもらってますが、日確定健康的なおかずが揃うのでないかと感じております。

「温かいごはんとみそ汁」は何よりのご馳走ですよね。

皆さんも食事の時何を食べるか迷ったら、迷わずごはん主食のメニューにしてみて下さい。「日本人に生まれて良かった」と思うはずです。

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お砂糖講座「初級編」 毎月一回 オンラインで開催中

次回は2023/4/10(月) 19:30~21:30 受講料3,000円

講座のスケジュール確認、申し込みは、お砂糖博士®︎のHPよりお願い致します。

お砂糖博士®︎HPhttps://osatohakase.com/index.php/ja/

いつもと違う ニュース番組? お砂糖博士®︎

皆様こんにちは。お砂糖博士®︎です。

ニュースキャスター風な感じ、なかなか気に入ってます。

先日、Youtubeの撮影をこちらのスタジオで行いました。

ここは一体どこなのか?

何をしゃべるのか?(ヒントは写真の中に)

近日、公開予定です。

どうぞお楽しみに!

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日本初 国も認めた?健康的なメロンパン

焦がしバターのメロンパン」が箱根ベーカリーロート製薬のコラボレーションで開発、販売されています。

販売している店舗の幟(のぼり)がこちら,目を惹きます。

「機能性表示食品」という、いわゆる「トクホ(特保)」の類似制度として消費者庁が管轄するもので、いってみれば国が認めた「健康食品」として解釈しています。

トクホの場合その信憑性や責任は国にあるのでやや審査も厳しいのですが、「機能性表示食品」は企業側のみにその責任があることから、審査はなく申請費用も比較的かからず、企業側が取得しやすい制度と言えると思います。

機能性表示食品についてはこちらの記事を参考にどうぞ↓↓

https://niimioralcare.wordpress.com/2017/04/10/「脂肪と糖の-吸収抑える-魔法のチョコ?」/

このメロンパンの機能性表示食品としての重要な成分はMETAP®︎であり、食後の中性脂肪の上昇を抑えらる効果あるそうです。

「グロビンペプチド(METAP(R))」とは…中性脂肪の上昇を抑えるはたらきがあることが分かっている、バリン-バリン-チロシン-プロリン(VVYP)のテトラペプチドを含んだペプチド混合物 時事メディカル記事よりhttps://medical.jiji.com/prtimes/118478

「焦がしバターをたっぷり使っておいて、中性脂肪の吸収を抑えるって」と、思わずツッコミを入れてしまいたくなるのは僕だけでしょうか?笑

「トクホ」や「機能性表示食品」というのは、このように一つの成分だけに注目して、その食品全体を見ていない場合多く、本当に効果があるのか?それを手にする消費者のことを考えているのか?と疑問に思えてしまう商品があまりにも多いです。

「トクホ」や「機能性表示食品」のような一定の条件を満たせば食品の機能を表示できる「保健機能食品制度」自体に大きな問題があるのだと思います。

さて、このメロンパンを購入して実食してみました。

「焦がしバターメロンパン」

熱量434kcal タンパク質6.2g 脂質21.3g 炭水化物54.4g 食塩相当量0.65g

原材料名 小麦粉(国内製造)、バター、全卵、砂糖、パン酵母、食塩、グロビンペプチド、食用油、植物油脂/ベーキングパウダー、乳化剤、香料、ビタミンC、(一部に小麦・卵、乳製分を含む)

成分表をみる限り、普通のメロンパンです。

一般的なメロンパンの糖類の量はこちらの「日本食品標準成分表2020年版(八訂)炭水化物成分表編」参考にしています。https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

そしてその味は…「普通のメロンパンと同じく美味しい」袋に「機能性表示食品」と書いてなければ砂糖と油脂をたっぷり使った、ただの美味しいメロンパンです。

お値段はなんと! 価格390円(税込)※東名高速海老名SA店のみ430円(税込)

これは超高級メロンパンですね。

販売場所 箱根ベーカリー 風祭店、小田原店、三島店、川崎アゼリア店、自社ECサイト 東名高速 海老名SA店(上り)

販売場所は限られてますが、気になる方ぜひ一度食べてみてください!

健康のために食べるものではありませんが、バターの風味が効いてて美味しいですよ笑。

実は以前に、国内で販売されているパンには砂糖が多いブログで取り上げましたが、中でもメロンパンはひときわ砂糖が多いです。「日本のパンには砂糖が多い展」のお知らせブログ

参考までに、一般的なメロンパン一個には20.7g、スティックシュガー6.9本分の砂糖(糖類)が入ってます。

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パリピ気分 YouTube動画 公開中

お砂糖博士®の気になるニュース「UHA味覚糖パリピ気分出荷停止!?」

先日ブログで取り上げていた「パリピ気分」の動画です。

サムネイルの見た目はド派手ですが、中身はマジメな話をしています笑。

ぜひご覧ください!

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次回は2023/3/13(月) 19:30~21:30 受講料3,000円

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ヤクルトdeアイス 「原材料」表記に疑問点

「アイス de ヤクルト」はヤクルト ウェルネス オンライン限定で2022年6月23日から数量限定で発売されています。

(写真はヤクルトHPより転用)

ヤクルト1000と同様に一部の(乳酸菌)ファン?の間で人気を博しているようですね。

乳酸菌をうたった製品のほとんどは残念ながら砂糖の含有量が多く、健康のために毎日摂取するもは考えたほうが良いという提案をは過去に何度かしています。

乳製飲料の甘味料の詳細な解説はサイトをご覧下さい。お砂糖博士®︎の雑談コラム「おさトーーク」No6.ヤクルトは健康?乳製飲料の砂糖量

ヤクルトdeアイスはネット専売商品で、12個セットの正規価格で4500円、一個375円もするようです。Amazonで非正規品ルートのものは4個で3,980円のものも見かけました。○ーゲンダッツも驚く価格帯であり、毎日食べるようなブルジョアな人は稀だと思いますので、そもそもあまり気にはかけてません笑。

ただ今回ふと気になったのは、ヤクルトdeアイス成分表の原材料名を見たときに糖類を示す「砂糖」や「ブドウ糖果糖液糖」という記載がない事に気がつきました。

あれだけ甘かったら(推定)間違いなく「砂糖やブドウ糖果糖液糖」が使われているはずなのに、どうしてヤクルトdeアイスには記載がないのでしょうか?

ヤクルト社は製品の印象を良くするために、成分表示義務を怠っているのでしょうか?

今回はここを詳しく解説したいと思います。

炭水化物20.7gとあり、デンプンなどがほとんど使用されない「アイスクリーム」では、炭水化物の内訳は間違いなく何らかの「糖類」が入っているのは間違いありません。

原材料には「ガラクトオリゴ糖」が5.0gの記載はありますが、「ガラクトオリゴ糖」はおそらく炭水化物に含まれますので、ガ炭水化物20.7gの内、ラクトオリゴ糖以外のなんらかの糖類(炭水化物)が15.7g含まれているはずです。

また「原材料」の一番目に「乳酸菌飲料」とありますので、自社で作られている「ヤクルトなど」の製品が使用されている可能性が高いです。

原材料の表記は食品表示法による決まりがあります。「複合原材料」という2種類以上の原材料からなるもに関しては、その成分を括弧書きで記載しなければなりません。例) マヨネーズ(食用 植物油脂、卵黄(卵を含む)、 醸造酢、香辛料、食塩、砂糖)

加工食品の普及により、この「複合原材料」というのが近年使用頻度が増えており、原材料表記がゴチャゴチャして複雑すぎて分かりにくいという意見もあり、条件(下写真の(ア)、(イ))により括弧内の原材料表記は省略できるともされています。

引用した写真、食品表示の参考はこちらのサイトどうぞ。早わかり食品表示ガイド 消費者庁HPより

ヤクルトdeアイスの原材料に記載をもう一度見てみると「乳酸菌飲料(国内製造)」とだけ表示があり、その内訳の原材料は記載がありません。原材料の記載は製品に含まれる重量の割合が多いものから記載義務がありますから、乳酸菌飲料は最も多く含まれる原材料であることが分かります。

では省略条件(イ)が適用されるかというとこれは、適用かどうなのかは僕も分かりません。

前半部分の「複合原材料の製品の原材料に占める重量の割合が5%未満である場合」というのは適応されません。もし適用とされるなら、後半部分の「複合原材料の名称からその原材料が明らかである場合」なのでしょうか?

もし専門知識のある方がいらっしゃれば教えて頂きたいです。

「ヤクルトの原材料」なんて誰もすぐには思いつかないでしょうから、念のため「ヤクルト400」原材料を載せておきます。ヤクルト400成分表 ヤクルトHPより

「ヤクルト400」には(ブドウ糖果糖液糖と砂糖)が甘味料として含まれています。

仮に「ヤクルトdeアイス」の原材料に「ヤクルト400」を使っていたとしたら、「乳酸菌飲料(ブドウ糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳/香料)、クリーム、ガラクトオリゴ糖、脱脂粉乳/乳化剤、香料、安定剤(増粘多糖類、アルギン酸Na)」と表記されるはずです。

ヤクルトdeアイスの原材料表記を見た時に、砂糖やブドウ糖果糖液糖の表記がなく、「ガラクトオリゴ糖」しか記載がないため、一見「この製品は砂糖不使用なんだ」と錯覚してしまう方もいるのではないかと思いました。

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『激安プリンの原材料はそれなりのもので作られている』

https://youtu.be/4eXcJFBMvMQ

甘味料に関して言えば、激安プリン(下記のB 市販の「激安プリン」)は砂糖の代わりに「異性化糖」が使用されており、その他の成分をみてもプリンの顔をした別物といってよいと思います。

異性化糖は(主にアメリカの輸入)トウモロコシ由来のデンプンを、化学的に分解した糖類で、砂糖の代替品として使用されています。

アメリカや日本を中心に1970代あたりから普及して40〜50年とまだ歴史の浅い甘味料ですが、近年国内では急速に普及しました。

普及した理由は、砂糖と違い“液糖”であり「製品に混入しやすい」事や、「価格が砂糖に比べ安い」という事も大きいです。

「いや、普段あまり異性化糖なんて食べてません」と、お思いの方は多いでしょう。

成分表のラベルの表示は「ブドウ糖果糖液糖や果糖ブドウ糖液糖」と表示されることが多いので、この表示名は見たことがある方は多いかもしれません。

清涼飲料に使用されている甘味料の主流は果糖ブドウ糖液糖です。またアイスクリーム、ビール、みりんでは無いではない「ラクトアイス、発泡酒、みりん風調味料」などちょっと価格が安めのこれらのフェイク製品(と、勝手よんでいますが)に使用されており、砂糖と同じくらい身近な甘味料となってきました。

異性化糖液糖についてご興味ある方はこちらのブログをご覧ください。

お砂糖博士®︎の雑談コラム「おさトーーク」お砂糖博士®︎の雑談コラム「おさトーーク」NO3.清涼飲料編 ①異性化糖について

ともあれ今回気づいたことですが、特に近年では「成分表はシンプルなほど良い」という法則があると思います。

「Simple is best」と昔から言われていますが、皆さんはAとB製品どちらのを食べたいですか?

A「手作りプリン」
牛乳、卵、砂糖

B 市販の「激安プリン」
果糖ブドウ糖液糖、脱脂粉乳、植物性油脂、加糖卵黄、バターミルクパウダー、卵黄油、乳等を主要原料とする食品、酵母エキス、デキストリン/ゲル化剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、乳化剤、香料、カロテン色素

コストダウン、大量生産を前提とするBの製品は,必然と添加物の量が増えてしまいます。

僕は、Bのプリンを毎日頻繁に食べるのではなく、多少高くても、Aのプリンを稀に食べる方が結果的に砂糖(異性化糖も含む)量を減らすことになると思います。

砂糖との上手な付き合いの一つの例として、参考にして下さい。

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「パリピ気分」刺激強めのお菓子 背景について(その2)

刺激強めのお菓子が増えていることの背景の考察その2です。

前回の振り返りです。

.強烈な刺激のお菓子が売れている。

2.お菓子は気分転換の嗜好品である。

ここの二つの事を踏まえて、どうして「パリピ気分」のような「強烈な刺激のお菓子が求められているのか?」という理由を考えてみます。

第一の理由として考えられるのは「世の人々が刺激の強い嗜好品を求める」というのは、裏返せばそれらを求めたくなるような種類のストレスが強くなっている」とも考えられます。

ここまでは前回お話ししました。

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そして、第二の理由は昨今の「禁煙運動の成功と喫煙者の減少」も大きく関わっているにではないかと考えています。

厚生労働省は「タバコ・アルコール・砂糖」を健康の決定因子と位置づけしています。

ほとんどの人々は、三代嗜好品ともいえる「タバコ・アルコール・砂糖」のどれか(または複数)を嗜(たしな)んでいると言えるのでしょう。

保健医療2035提言書 厚労省HPより https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000088654.pdf

図はお砂糖講座「初級編」のスライドを使用

三大嗜好品、中でも近年「タバコ」関しては、急速で強力な制限や禁止の動きがあります。

タバコ税の値上がりをみてみると、段階的に少しずつ上がっていた税金が大幅に上がった(例年の4倍以上の税金の値上がり)2011年以降、強炭酸水や、ストロング酎ハイがブームとなり、現在も続いてます。

あくまで想像ですが、タバコという嗜好品の取り締まりが厳しくなると、刺激強めの嗜好品を求めたくなり、その受け皿になったのが強炭酸水、ストロング酎ハイではなかったの可能性があります。

グラフは「タバコの「値上げ」は「喫煙率」をどれだけ下げるのか」石田雅彦 より引用 https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20210801-00251002

今回のアルコール入りソフトキャンディの販売も、タバコという嗜好品の消滅?に伴う流れではなかろうかと思っています。

重度のタバコの依存は「ヘビースモーカーやニコチン依存症」、重度のアルコール依存は「アルコール依存症」といわれます。

砂糖に関しては「甘党」でしょうか笑?

あまり深刻な言葉がありませんが、歯科医師の仕事をしていて多くに虫歯を抱えている患者さんを目の当たりにしていると、正式な病名はつけられませんが、実質的に「砂糖依存症」という方は世に多く存在していると感じています。

「タバコはダメ、酒もダメ」と嗜好品が限られてくると、残された「砂糖」を多く摂りすぎる人が出てくるのではないかと危惧しております。

嗜好品はその性質上、多かれ少なかれ、それを使用する者と依存関係にあり、その制限や指導は慎重に行うべきです。

「チョコレートからヘロインまで ドラッグカルチャーのすべて 」という書籍の中で、著者のアンドルー・ワイル氏は「依存状態を解くのは優しいことではなく、大抵は今の依存を別の依存に置き換えるだけである」いってます。

http://チョコレートからヘロインまで https://amzn.asia/d/755Ahoy

この言葉が今回の「パリピ気分」の世相を物語っているのではないかと思います。

今後、ますます刺激的なお菓子が出てくるのではないかと期待?してしまいますが、皆様もこの手のお菓子に気をつけて、今後の動向に注目していて下さい。

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お砂糖博士®︎の雑談コラム「おさトーーク」随時更新中

「おさトーーク?」どこかで聞いたことがあるタイトルかもしれませんが、あの有名TV番組とは関係ありません笑。

お砂糖博士®︎の雑談コラム「おさトーーク」No8. バナナ、りんご、みかんに含まれる糖類は?100%ジュースの秘密

第8回目をむかえる最新版は、「果汁100%ジュースは身体や歯に良いのか?」というよく問合せのある問題です、

「フルーツ100%だから安心」という訳ではありません。

「嗜好品」として時々飲む分には構いませんが、毎日決まって,健康のために飲むというのは推奨できない理由がいくつかあります。

詳しくはこちらのコラムをお読みください。職業問わずどなたでもご覧になれます。

前回までのおさトーークはこちら

こちらも是非ご一読ください。

No.1 あなたは一日に何gの砂糖を食べていますか?
No2.砂糖を減らす鍵は、加工食品にあり!菓子類編
No3.清涼飲料編 ①異性化糖について
No4.清涼飲料編 ②炭酸飲料について
No5.パン編
No6.乳製飲料の砂糖量
No7.フルーツの“甘さ”は歯や体に良いの?雑学編

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伝説の?静岡県産の砂糖「よこすかしろ」

静岡県産の砂糖が、令和の現在も生産されており、今年(2022年11月)も収穫が始まりました。

なぜ静岡県で砂糖生産が行われているのか?を解説したYouTube動画です。https://youtu.be/i4oopNG56ns

↑ぜひご覧ください。

「静岡県でサトウキビ育つの?」と思われる方もいらっしゃると思います。僕も調べて現地で確認するまで「本当に?」と思ってました笑。

2017年に現地調査に行った時のブログはこちら。江戸時代になぜこの土地でサトウキビ栽培が始まったのか?の理由を書きました。

当時の現地の様子が写真付きでみられます。

https://niimioralcare.wordpress.com/2017/01/05/%e3%82%88%e3%81%93%e3%81%99%e3%81%8b%e3%81%97%e3%82%8d-%e9%9d%99%e5%b2%a1%e7%9c%8c%e3%81%ae-%e3%81%8a%e7%a0%82%e7%b3%96%e3%81%a7%e3%81%99/

サトウキビ生産の北限は意外にも東北以南。

少し前、昭和初期あたりまでは関東、東海地区をはじめ全国各地に生産地がありました。

現在でも 「サトウキビ収穫」のニュースをネット検索すると、静岡県以外にも天草市、阿久根市、日南市などがヒットし、現在も伝統的に砂糖きびが栽培されている事がわかります。

「17世紀の砂糖は20世紀の石油」ともいわれ、江戸の頃は全国各地で砂糖キビは盛んに栽培されていました。

明治期、アメリカとの「日米修好通商条約」に始まるオランダ・ロシア・イギリス・フランスの計5カ国と結んだいわゆる「不平等条約」により、日本には不利な条件で諸外国との貿易が始まりました。

その結果、安い外国産の砂糖が出回ると、国内の砂糖産業は壊滅的な打撃を受け縮小、消滅していった歴史があります。

欧米諸国の黒人奴隷を使った大量生産の安価な砂糖には、国産の砂糖は価格面で到底太刀打ちできなかったのです。

現在では国内で生産しているのは沖縄県や鹿児島県に限られ、輸入の砂糖は、国産の砂糖の2倍を上回ります。

このような経緯をたどり、縮小した産業は多々あると思われますが、サトウキビの生産はとてもわかりやすい例なのでお話ししました。

お砂糖講座では砂糖の歴史的な話にも力を入れてお話ししています。お砂糖の歴史を知ると現在の世界情勢まで見えてきます。

という事で…今回は日本各地で伝統的に栽培されるサトウキビの話題を取り上げました。

サトウキビは皆さんの郷土でも意外と、栽培されていたりして。

ぜひネットでも検索してみて下さい。

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2023年 お砂糖講座初級編スタート 感想頂く

2023の第一回初級編を1月16日(月)19:30〜21:30にオンラインで行いましたので報告致します。

昨年末くらいより、新美歯科の患者さんも参加してくれるようになってきました。

待合室でお砂糖博士®︎のYoutube動画を流しているからかもしれませんが、とても嬉しい反応です。

今回参加してください患者さんは、50代のお母様と、その娘さん(20代育児中)の親子です。

そのお母様から嬉しい感想を頂きましたので少し転載させてもらいます(許可済)。

子育てを始めた娘には、子供の歯の事をしっかり考えるチャンスと思い、誘いました。娘も講義を受けて何か感じてくれたと思います。

中略…できる限り自分の歯を残したいと思っています。お酒や間食を含む食事について再度見直す機会をいただきました。

たくさんの若い人たちに聴いてもらいたいと思いました‼︎」

お砂糖講座は元々患者さんや一般の方向けの内容です。

お砂糖について、なるべく分かりやすく,楽しく学べるように工夫をしていますので是非どなたもご参加ください!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお砂糖講座「初級編」 毎月一回 オンラインで開催中

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